関東以南は桜の季節も終わり、木々が青々となってきました。
暖かくなり服装も軽くなってきたところで、当館近隣の城ヶ島散歩シリーズをお送りしますね。
城ヶ島大橋を渡り、三浦半島最南端の城ヶ島の東半分を占めるのが、城ケ島公園です。公園内の松林をぬけると、独特な草原風景が広がります。この景観は太平洋から吹き付ける強風と、降り注ぐ日差しがつくりだしたもので、ほとんどの植物は高くなれず、クロマツも風をさけるように島の内側に傾いて枝を伸ばします。
公園の西、外洋に面したあたりでは、荒波が作り出した海蝕崖がみられます。ここは、県指定天然記念物のウミウ・クロサギの生息地です。公園から岩礁地帯に下りたてば、そこは磯釣りの好適地。一年中太公望が訪れ、夏には潮だまりで遊ぶ人もいます。
今回はウミウ展望台からウミウを眺めてみました。
ウミウ6羽のモニュメントがある右側の道がウミウ展望台方面への遊歩道です。
数分歩くと海が広がる絶景に。
眼下の右側に飛び出た先端の崖がウミウの生息地です。
肉眼で見ても良くわかりません…
カメラの望遠レンズを使ってさらにカメラ内のズーム機能も使って寄ってみると、、、
沢山いました!
ウミウ展望台へは双眼鏡を持参されることをお勧めします♪
赤羽根海岸の東側の断崖は、幅300メートル、高さ30メートルにわたり、波打ち際からの垂直の崖が人を寄せつけないことから、鵜の群れのよい生息地となっており、冬季の生息地として、その地域が指定されています。
ウミウ、ヒメウはウ科に属する海鳥で、海上を泳ぎ、潜って魚を捕り餌としています。ウミウはこの習性を利用して鵜飼に使われていることで有名です。両種とも冬鳥として渡来し、4月以降に本州北部、北海道以北に渡り繁殖します。繁殖期に近づくと足の付け根に白斑が見られます。クロサギ(サギ科)は、留鳥として生息し、磯や干潟で餌をとります。城ヶ島でも繁殖が確認されており、本種の分布の北限と考えられています。
次のブログも城ヶ島の魅力をご紹介していく予定です、お楽しみに!
りゅう
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